Fリーグへいらっしゃい☆ [HOLiDAY]
2月1日。越後屋有志でFリーグ「ステラミーゴいわて花巻vs名古屋オーシャンズ」の試合観戦に行って参りました。
思えば話はかなり前、昨年だったろうか。
ケインくんとショウジくん、勉強のためにFリーグでも見に行きたいなあという話で盛り上がる。個人的には注目している選手がバサジィ大分にいるので一度プレーを見たいと思っていた。
プラス大分は個人技主体のチームでテクニックの高いプレーヤーがいる。しかし経験が浅いこともあって、まだまだフットサルとしては機能しておらず&実質的な監督不在のためイマイチまとまった試合が出来ず成績や試合内容に波があった。
そこに名将・館山マリオが就任。「楽しく、伸び伸びとしたチームに“強さ”を加えたい」という大分フロントの強化方針において、異彩あふれる戦術家として知られる館山がどう個人の力をチームとしてうまく融合させて行くかが非常に興味深かった。
新監督いわく「時間はかかるが“フットサル”を選手に伝え、また個々の選手の良さを“フットサル”に活かせればいいチームができる。まずは選手にも楽しんでフットサルをプレイしてもらいたい」と就任時に語っていた。
印象に残った一言が、とある試合後の会見で「カバーがあれば1対1の勝負に行ってもいい。大事なのは状況判断。フットサルを知ることでそういった判断力も上がってくるはず」というものだった。なるほどなるほど。
これまでの武器=個々の持ち味を活かしたまま「フットサルのエッセンス」を加えて強くなることで「見て頂ける方々が楽しめる」さらには「プレイする選手も楽しい」魅力的なフットサルを目指してチームは新たな進化へ向かって出発したのだった。
…と、ここまで書いてみたら(レベルは格段に違うけど)我々越後屋の現状に近い部分が結構あるなあと思っていた。もっともウチは信頼できる監督がハナからいますけどね☆
丁度近い日にステラミーゴいわて花巻とバサジィ大分の対戦予定があり、花巻に来るという日程を確認。だが、その日はどうしても都合がつかず見送りとなった。生観戦すれば大きなヒントを得れるチームだなと思ってたので…うーん、実に残念。
別の日程を探ってみれば…なんと首位の名古屋オーシャンズが来るとのことで。「んじゃそれしかないな」と話をしていると、数人行けるメンバーがちらほらと登場。みんなで行くことになったのであった。
全員プロの名古屋オーシャンズに対して、仕事とフットサルを両立して戦う最下位のステラミーゴいわて花巻。
全国トップレベルの名古屋がどんなフットサルをするのか。またそれに対し、花巻は1月に元名古屋監督の眞境名オスカーが途中就任。古巣に対してどんな戦いを仕掛けるかにも注目していた。(ちなみに前述の館山マリオも名古屋の元監督)
前置きが長くなりました、それでは岩手・花巻に出発!!
前日の大雪で道が心配されたため、14時のキックオフに対して7時-8時集合で出発。ケイン、リキ&カナコちゃん、マサコ、ショウジの5人はケインカーに同乗し一路岩手県へ。
大雪だった昨日とは打って変わって天気は快晴で、高速は通常通り動いていた。ということで、東北道をひた走ることに。
前日まで雪が降っていた影響なのか、車通りもかなり少なく快調にケインカーは北上。オーディオには誰だかさんがいわき遠征の時と同じく、前の日の早朝までマンガ喫茶にて編集したCDを持参。今回はなんと未曾有のボリューム・5枚組!!(結局、往復の間に最後まで聴き切れませんでした)
結果、かなり早く花巻に着いてしまい(確か11時くらいだったような)ご一行様はその辺をブラブラすることに。
↓こんなんありました
「ほっともっと」ではなく「ほっかほっか亭」
久々に見たっす。
途中、ケインカーが見事に雪道へはまってしまうアクシデントを乗り越え(リキくん脱出に大活躍★)富士大学近辺にあったパンチのあるラーメン屋で昼食。その後、会場の花巻市総合体育館へ向かった。
到着してみれば、ホーム最終戦&さらには名古屋から応援ツアーでバス2台が来ているなど思った以上にお客さんが多く現地は賑わいを見せていた。
さて試合前。
アップも勉強になったりします。
岩手のNHKで生中継ということもあり、ワンセグをつけながら試合観戦。画面に映った名古屋の監督・アジウはさながらマフィアのボスを思わせる風体でめっさ怖い。
試合が始まるといきなり花巻がカウンターからチャンス。しかしゴールは奪えず。直後に名古屋の日本代表・木暮が際どいシュートを放つなど、いきなりの目まぐるしい展開に会場は沸く。
花巻の攻勢も束の間、名古屋は落ち着いて対処すると反撃。DFのギャップを突いた木暮が前半2分に先制点を挙げると、3分オウンゴール・8分森岡の得点であっという間に0-3の大量リードを奪う。
その後もカウンターを中心に花巻は攻めたが、シュートコースを切られことごとくGKの前に。とにかく名古屋の落ち着き、そしてセット毎による明確な戦術・動き方など徹底した試合巧者ぶりが印象に残った。
20分ハーフ(プレーイングタイム制…プレーが止まった際に残り時間のカウントも止まる、バスケと同じです)の前半は0-3、シュート数自体は花巻も健闘して名古屋と同数だったが有効打は少なかった。
ハーフタイムには別便でやってきたミスターOさん達が合流。みんなで一緒に後半戦を見る。
後半は完全に名古屋ペース。自分たちの実力を見せ付ける様に次から次へ攻めかかる。
ハーフライン付近でのしっかりとしたボール回しから徐々にスピードアップ。前線に一人残るPivoにボールが入ると攻撃にスイッチが入り、ゴールを急襲する。同時にグッと人と人の距離が近くなり、常にボールが動く。結果必ずフリーの選手が発生しシュートまで持っていく。
アタッキングエリアに入るとどのメンバーも仕掛けに行くし、仕掛けていけるのが凄い。
それを支える巧みなポジション取り&ポジションチェンジ、そして何よりも正確無比なトラップ&ハイスピードなパスが目についた。ただただ「上手い」のひとことである。
さすがに実力差があったか、その後花巻は打つ手無しの状態に。パワープレーを繰り出すも逆に失点するなど一方的な展開になった(岡崎チアゴの頑張りは目立ちましたが)
リーグトップレベルのテクニシャン、名古屋・ボラの妙な足技も飛び出すなど余裕も生まれたか。結果、後半は4点を奪い0-7で名古屋オーシャンズの勝利。まさに王者のフットサルといえる風格ある戦いを見せつけたなという感じでした。
試合後。
優勝に王手をかけた名古屋。サポーターの元へ。
いやはや、センセーショナルという感じではなく…ただただ「確固たる実力」を見せ付けた名古屋は強いなあと思います。ソリッドなチームですね、実に手堅い。
個人的に名古屋にはディフェンスとポジションチェンジを中心に&花巻にはチームとして強豪への対処方法・ベンチワークを中心として観戦してましたが、我々越後屋が学ぶべきところは多々ありました。
観戦したメンバーのみんな各々に色んな感想を持ったと思います。それぞれ仙台に持ち帰って次回以降の試合や練習に活かしていきましょう!!
いい部分は取り入れながら、かつどこそこの戦い方そのものを真似るのではなく…いずれは『越後屋のフットサル』を確立出来る様にひとつひとつ基本からやっていきましょうね☆
それにしてもFリーグ、面白い。名古屋だけではなく、異なった個性を持つチームの戦い方も見て勉強していきたいもんです。また観戦ツアーしようさ!!
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【おまけ】-今日のひとこと-
(名古屋の戦いっぷりを見ての率直な感想)「そうだねー、あれが『本物』のフットサルなんだねー。全然違うんだなぁー」byカナコ嬢さん
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うわーん!!
セルジオ越後屋、『フットサル』がんばろうー!!!!!!
でわでわでわ。
またねっ!!
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